CASE STUDY

事 例

事例 飲食店舗のイメージ

飲食店舗

ベンチソファーの
奥行き「3cm」にこだわりました。

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CREATOR'S THOUGHTS

アクトの考え

壁一面に広がるベンチソファー。
お客様がゆったりできるよう
座面の奥行き「3cm」に
こだわりました。

お店のこだわりである壁一面に広がるソファは、オーナーさんのご要望の座面の奥行きよりも「3cm」広く作りました。飲食店はまた来たいと思ってもらい、リピート率をあげることが勝負だと思っています。作り手として座り心地はとても重要なこと。
たとえ「3cm」の幅でもお客様の座り心地が悪くなると考え、オーナーさんと一緒に試行錯誤してこだわりのベンチソファーを完成させました。

INTERVIEW

インタビュー

立ち上げから改装まで、アクトが家具の製作を手がけた飲食店舗「KOKOCHI」。
家具製作のこだわり、依頼したきっかけなどの想いを中心にお話を伺いました。

KOKOCHI
ステーキとムール貝をメインにしたカジュアルフレンチのお店。
壁一面のソファからカウンターの立ち飲みスペースもあり、ゆったりと流れる心地よい空気を感じられる。

KOKOCHI

オーナー森岡 良光

ステーキとムール貝をメインにしたカジュアルフレンチのお店を経営。

KOKOCHI オーナー 森岡 良光の写真

株式会社 アクト

代表髙天 清起

アクトの代表兼z/a.(zien by A’quote)のディレクター。

株式会社アクト 代表 髙天 清起の写真

Q1

なぜアクトに
依頼したのですか?

ここまで丁寧にこだわってくれる会社はないと思いました。

森 岡
お店の立ち上げでお世話になっていて、改装にあたっても絶対に頼みたいと思っていました。立ち上げの際に、すごく丁寧に仕事をしてくれると確信できたからです。
以前に、一度アクトさんの自社工場に伺ったことがあったのですが、家具を作ってくれている職人さんが凄く丁寧にモノづくりに取り組まれていたんです。
お客様にも良いものを見せたいし、伝えたい。ここが一番強いですね。

お店の立ち上げの時、次回も頼みたいと思った丁寧さは
具体的にどのようなことだったのですか?

森 岡
収納棚を作っていただいたのですが、板の木目までピッタリ合わせる仕事をしてくれるんです。また、カウンターの長いテーブルは一枚板の分厚いものを使いたかったんですがコストが上がるとのことで、費用面も配慮した上でイメージしていたような板を見つけてきてくれるなどさまざまな面を考慮して調整をしてくれました。そこまでこだわってくれる家具の製作会社はないと思い、安心感もあって、次回も依頼したいなと思いました。

Q2

一番のこだわりはどこですか?

ゆったりした座り心地を考え、
mm単位までこだわったベンチソファーです!

森 岡
自分の中でも1番変えたかったのがベンチソファーでした。壁一面にドンと入れたいと大きなイメージを持っていて、素材、サイズ感、カラーなど全部伝えていました。でも作る側として、アクトさんは「座る人のことを考えたら、座面の奥行きはこれぐらいはないと座りにくい。」という意見を持たれていましたが、私は「いや、お店の広さを考えて、後ろの距離を広く取りたい。」となかなか寸法を譲らなかったんです。
髙 天
初めオーナーさんの意向では、完成の座面よりも「3cm」短かったんですよ。たとえ数cmだとしても「3cm」で後悔をしてほしくない。
ここのお店は、カップルだったりとかが多い中で、女性がソファーに座る機会が全体的に多いことを想定した場合、座ってゆったり感がなかったら、また来たいと思ってもらえないじゃないですか。飲食店はリピート率をあげることも勝負だと思っています。作り手として、座り心地は大事なことで、たとえ「3cm」の幅でも、お客様の座り心地が悪くなり、ゆったりできなくなると考え、オーナーさんと一緒に試行錯誤しながらご提案させていただきました。

譲れなかった「3cm」はどう解決したのですか?

森 岡
実際にサンプルを作っていただけて、体感したんですよ。サンプルに座ってずらしたりして、たったの「3cm」ですが、僕が初めに言ってた座面のサイズだと足が浮いてしまうみたいな感じだったので、座りやすいサイズに落とし込んでもらいました。
髙 天
お客さんがいてのことだから、やっぱり綿密にじっくりと考えます。お客さんによって座り方や角度も変わってくるので、そこはしっかりフォローできたかなとは思います。

他にも試行錯誤したことはありますか?

髙 天
ベンチソファーを設置する壁に電気のパイプが床から天井まで通っていて、電気工事を入れてしまうと費用がかかってしまうんですよ。費用がかからないように背もたれを加工して、パイプぴったりな型を設けました。また、パイプに問題が起きた時のことも考えて、メンテナンスもできるようにすぐにベンチソファーを取り外して、動かせるように製作しました。

お客様からの評判はどうですか?

森 岡
とても評判が良いです。
ベンチソファーに変えたことでお店の雰囲気がガラッと変わりました。来店していただけるお客様の率も上がったことも嬉しいですね。以前は普通のテーブルが並んだような席だったんですが、カジュアルに来ていただけるようになり、初めましてのお客様同士でもベンチソファーだから一緒に並んで飲んだり、お客様同士の距離が近くなった気がします。
別に誰かが約束してたわけじゃないのに、なぜか集まるみたいな空気感が生まれた感じがします。

Q3

アクトに依頼して一番良かった点は何ですか?

使用やコストを考え、相談しながらmm単位のデザインまで細かく提案していただいたこと。

森 岡
要望を伝えると、普通に応えてくれる業者はどこにでもあるけど、こうした方がコスト下げれるよ。とか、こうした方がデザインもいいよ。とか、こと細かく全部教えてくれるっていうのが、すごいありがたかったですね。
髙天さんだけでなく、職人さんも親身になって色々なアドバイスや提案をしてくれました。
アクトさん全体で要望に真剣に向き合って対応をしていただけたと実感できました。
髙 天
やりたいことと予算面が離れてたら、なかなか厳しいところもあるんですよ。オーナーさんが人生かかってる勝負にやっぱり妥協をしたくないだろうから、そこをコスト面と使用面で、どれだけ理想に近づけれるかというところを提案できたらいいかなと思っています。お店の方とも長くお付き合いしていきたい気持ちをもって、いつも店作り、家具の提案をしているという感じです。

やはり、たとえば椅子1本買うのでも、その人の人生がかかっていて、努力された中の利益で購入されているので、僕らが椅子1本だから...って手抜いてしまったら失礼だと思っているんです。
オーナーさんが決意して、改装などをされるので、それならできるだけ「作ってよかった!」と納得してもらえるように心がけています!
森 岡
要望を全部伝えて、やり取りしていく中で、参考に小さいサンプルを出してくれて、実際にmm単位で「ここはこの幅やな。」って、一緒に相談しながら決めさせてくれたんですよ。ここまでやってくれる家具の製作会社は他にいないなと強く思いました。「あんたの会社の強いところや。」って僕が偉そうに言ったぐらいです(笑)。
細かく対応してくれることで、できあがる前の時点でなんとなく完成形のイメージが見えるんですよ。いい感じになるだろうと。そこでできあがったものが綺麗に収まって、期待を越えるクオリティにとても感激しました。

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